この記事は、旧居から転出する前に、主にライフラインの手続きについて記述します。
特に電気・ガス・水道については、手続きが遅れると、旧居の使用しない基本料金が徴収されたり、新居ですぐに使用できなかったりする場合があるので、忘れないよう注意が必要です。
また、業者によって閉栓や検針などで立ち合いが必要な場合に備えて、余裕をもって連絡します。
なお、場合によっては、手続きを2箇所にするものと、1箇所だけすればよいものに分けられます。
それについて、以下に説明します。
場合によって2箇所にする手続き
下記の電気・ガス・水道について、旧居と新居で利用する業者が同じ場合、住所変更手続きをします。
しかし、新居で異なる業者を利用する場合、引越前に停止手続きと、利用開始手続きがそれぞれ必要になります。
電力会社へ連絡 (ネット手続可)
事前に用意するものは、「お客様番号」が確認できる検針票や電気ご使用量のお知らせ等と、新住所がわかる書類かメモ書きです。
利用開始の手続は、新居到着後でもよさそうですが、引越直後は何かと忙しいもの。
先に済ませられるものは終わらせておいた方がよいでしょう。
下記の電力各社の手続ページで、住所変更か、利用停止と開始の手続きを行います。
- 北海道電力
https://www.enemall.hepco.co.jp/idou/
- 東北電力
https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/moving/procedure.html
- 東京電力
https://www.tepco.co.jp/ep/private/moving/moving02.html
- 北陸電力
http://www.rikuden.co.jp/tetsuzuki/ohikkoshi.html
- 中部電力
https://hikkoshi-tetsuzuki.com/denki/chubu-outer/
- 関西電力
https://kepco.jp/service/move/pop/pop02/
- 中国電力
https://www.energia.co.jp/elec/proc/move/decision.html
- 四国電力
https://www.yonden.co.jp/customer/contract_change/moving/apply_net/index.html
- 九州電力
https://www.app.kyuden.co.jp/mierukaWeb/moushikomi/keiyakunoMoushikomi/
- 沖縄電力
https://www.okiden.co.jp/service/uketsuke/
ガス会社へ連絡
ガス会社にも住所変更か、利用停止と開始の手続をします。
こちらも事前に用意するものは、「お客様番号」が記載された検針票やガスご使用量のお知らせ等と、新住所がわかる書類かメモ書きです。
上記の検針票などの連絡先に電話するのが一番手っ取り早い方法です。
なお、以下に主要な都市ガス供給会社の手続きページも記載しておきます。
- 東京ガス(関東)
https://home.tokyo-gas.co.jp/procedure/moving/index.html
- 東邦ガス(東海)
https://www.tohogas.co.jp/home/procedure/contract/
- 大阪ガス(関西)
https://home.osakagas.co.jp/contact/removal/
- 西部ガス(九州)
https://www.saibugas.co.jp/move/
電力会社と違ってガス会社は数が多いです。
もし、上記以外のガス会社をご利用の場合は、下記の日本ガス協会のウェブページでガス事業者が検索できます。
https://www.gas.or.jp/jigyosya/
水道事業者へ連絡
水道事業者にも住所変更か、利用停止と開始の手続をします。
こちらも事前に用意するものは、「お客様番号」が確認できる検針票や水道ご使用量のお知らせ等と、新住所がわかる書類かメモ書きです。
水道事業者は自治体単位で運営している水道局であることが多いです。
旧居の水道事業者については上記の検針票などに記載されていますが、新居の水道事業者がわからない場合は、転居先の役所に問い合わせをします。
引越前に1箇所にすればよい手続き
以下については、全国組織の機関での手続きになりますので、基本的に住所変更手続きに相当し、1箇所だけの手続きで済みます。
郵便物や宅配物の転送手続き(ネット手続可)
旧居に配達される郵便物を向こう1年間、新居に転送してくれるサービスです。
この手続きを怠ると、旧居に配達される郵便物は「転居先不明」で差出人に差し戻されてしまいます。
手続きや詳細について、次の公式ページで確認できます。
https://welcometown.post.japanpost.jp/etn/
また、宅配業者でも新居に転送してくれる場合があります。
ヤマト運輸の場合、「宅急便転居転送サービス」というサービスがあり、クロネコメンバーズに登録(無料)すれば転送手続ができます。
詳細は下記の公式ページに記載されています。
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/members/receive/tenkyo/
NHKに住所変更手続き(ネット手続可)
こちらは下記のウェブページから手続きできます。
https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/AddressChangeMenu.do
或いは下記の電話でも住所変更できます。
0120-151515
0570-077-077
050-3786-5003(有料)
※電話で手続きする場合、午前9時~午後6時(土・日・祝日も受付)ですが、12月30日午後5時~1月3日は休みです。
このサイトの途中ページから見た方は、下の「引越手順総まとめ」のページをまず最初に御覧下さい。
転居先を決めてから引越終了まで、順序よくスムーズに終わらせる計画的行動のコツ 引越は大きなイベントです。 そう頻繁に引っ越さないので、なおさらですね。 普段考えることもない手続は細かいので、件数が多くなり、しかもやる順番が決まっているものが[…]
なお、次の記事は、下記です。
引越前、既に電気・ガス・水道の手続きをすませましたが、その際に閉栓や開栓などの立ち合いが必要なものがあったか、連絡し忘れたことがなかったか、ここで再確認しておきます。 以下、主要な手続きのチェック項目を列挙しました。 引越直前と引越直後の2[…]