引越後、転入先の役所に転入届けをします。
この転入届は、最優先で行います。
転入届けをすると、住民として役所に登録されます。
ここでようやく行政サービスを受けられるようになり、ここまで進んでようやくできる次のような手続きや数々のメリットがあります。
住民票を申請・取得できる
転入届の手続きが終わると、住民票の交付が受けられるようになります。
これでようやく新住所が記載された住民票がないとできなかった手続きができるようになります。
その手続の一つに、後ほど記述しますが、運転免許証の住所変更などが挙げられます。
マイナンバーカードに新住所が記載される
このマイナンバーカードは、運転免許証同様に身分証明書になるので便利です。
また、手続きによっては、本人確認の書類を2つ以上求められることがあるので、そんなときに持っていると便利です。
もし、まだ受領していなかったら、引越を機に作ってもらうことをお薦めします。
運転免許証の住所変更ができる
運転免許証は、たとえ車を所有していなくても、身分証明書になるので、早めに住所変更します。
手続場所
- 警察署
- 運転免許試験場
- 運転免許更新センター
必要書類
- 運転免許証
- 新住所が確認できる書類(住民票、マイナンバーカードなど)
- 印鑑
※なお、車庫証明の申請もする場合、自動車保管場所の管轄の警察署で手続きするので事前に調べておきます。運転免許証の住所変更と合わせて手続きする場合、自動車保管場所の管轄の警察署で手続きすると時間が節約できます。
本人確認ができる
大事な書類など、本人確認が必要な郵送物を受領する際、上記の運転免許証やマイナンバーカードを提示することにより、受け取れるようになります。
当たり前のようなことなのですが、上記の転入届や住所変更をしてきたことでようやく実現することです。
子供が教育を受けられる
義務教育を受けている子供がいる家庭の場合、役所に転入届をすれば、転入学通知書を受け取り、通学する学校に提出して転入学手続きをすれば、通学できるようになります。
その手続きの詳細については、下記のページを御覧下さい。
転校先が公立の小中学校の場合、手続きさえ行えば、転居先の学区内の学校に通学できます。 しかし、転校先を私立の小中学校を希望する場合、入試か編入試験を受験しなければなりません。 高校は私立・公立に関わらず、入試か編入試験を受けます。 転校先を[…]
住民サービスが受けられる
福利厚生について、各種予防接種、自治体で行う健康診断の通知が来ますし、図書館などの公共施設や保養所の利用などもできるようになります。
選挙人名簿に記載される
住民になれば選挙人名簿に記載され、選挙が実施される際には選挙管理委員会から通知が届くようになり、投票できるようになります。
このサイトの途中ページから見た方は、下の「引越手順総まとめ」のページをまず最初に御覧下さい。
転居先を決めてから引越終了まで、順序よくスムーズに終わらせる計画的行動のコツ 引越は大きなイベントです。 そう頻繁に引っ越さないので、なおさらですね。 普段考えることもない手続は細かいので、件数が多くなり、しかもやる順番が決まっているものが[…]
まとめ
引越後にも様々な場面で、住民票が必要になったり、運転免許証やマイナンバーカードの提示を求められたりします。
そんなときに困らないように、上述した手続きを早めに終わらせると、気分も晴れやかになります。
なお、役所で行う転入届けの詳細は、下記ページを御覧下さい。
異なる市区町村に引越す場合、引越し後14日以内に転入手続きをします。 手続きは役所窓口に自らが赴いて行います。 旧居を引越す前に既に下記の記事のように転出手続きを行いましたが、その際に受け取った書類を持参して手続します。 [sitecard[…]
また、次の記事は、次です。
役所で転入届、転校手続き、最寄り警察署で免許証の住所変更などが済むと一段落です。 これで住民票の交付や本人確認などができるようになります。 この段階に来たら、次のような項目の住所変更手続きができるようになります。 携帯電話 以下、携帯主要各[…]