親がする子供の引越し手続
引越しの手続きは多岐にわたりますが、子供に関わる手続きについては、基本的に役所と学校か園に足を運ぶだけです。
子供の転園・転校手続き
転園や転校の手続きの詳細は、次の記事を御覧下さい。
転校先が公立の小中学校の場合、手続きさえ行えば、転居先の学区内の学校に通学できます。 しかし、転校先を私立の小中学校を希望する場合、入試か編入試験を受験しなければなりません。 高校は私立・公立に関わらず、入試か編入試験を受けます。 転校先を[…]
なお、以下のような児童手当や医療費助成金の申請が必要な場合、役所で転入届けをする際に、合わせて手続きします。
児童手当
転居先で児童手当を受けるために、先ず旧居の役所で手続きをします。
役所に転出届を提出する際に、一緒に「児童手当受給事由消滅届」を提出し、その際に発行される「所得課税証明書」を受け取ります。
次に、引越後に新居の役所で転入届をする際に、児童手当認定請求をします。
児童手当認定請求の際の提出書類は、前出の「所得課税証明書」、印鑑、普通預金通帳や健康保険証のコピーなどですので、忘れずに持参します。
このように児童手当受給の手続きは、転出時と転入時の2度手続きが必要です。
なお、同一の市区町村内に引越す場合、住所変更届さえすれば、あとは特にする手続きはないです。
子供の医療費助成申請
医療費助成の利用を希望する場合、旧居と新居の役所で手続きが必要です。
旧居の役所では医療証などを返還します。
新居の役所での手続きについて、印鑑と子供の健康保険証などを持参して手続きします。
子供自身にとっての引越し
子供にとっても引越は環境の変化です。
- 友達や先生との別れ
- 新しい友達と新しい先生との交流
- 転園・転校という環境の変化
遊び慣れた場所も友達もいなくなる環境の変化は大きいです。
転居先での適応度はそれぞれの子供によって異なります。
すぐに適応できる子供もいれば、適応するまで時間がかかる子供もいます。
親にとって忙しい時期ではありますが、子供と積極的に会話するのが大事になる時期でもあります。
転居先を決めてから引越終了まで、順序よくスムーズに終わらせる計画的行動のコツ 引越は大きなイベントです。 そう頻繁に引っ越さないので、なおさらですね。 普段考えることもない手続は細かいので、件数が多くなり、しかもやる順番が決まっているものが[…]