年配者の手続きがあるか考える
介護サービスの手続き
要支援や要介護認定を受けて介護保険手帳がある場合、同一市区町村内の引越しか、違う市区町村に引越すのかで手続き方法が異なります。
異なる市区町村へ引越す場合
転出前・転入後の2回、それぞれの役所で手続します。
- 1回目は、転出前、役所に転出届を提出する際に合わせて行うと効率よいです。その際、「介護保険被保険者証」と「資格喪失の届出」を提出し、「介護保険受給資格者証明書」を発行してもらいます。
- 2回目は、転居後、役所に転入届を提出する際に、前出の「介護保険受給資格者証明書」を提出します。
同一市区町村内に引越す場合
転居後、役所で住所変更手続きをする際に、介護保険手帳も住所変更してもらいます。
メンタル面のサポート
年配者が住み慣れた土地を離れると、期待より寂しさや不安感の方が大きいことでしょう。
何故なら、友人との別離、近所付合いやかかりつけ医が変わる場合があるからです。
また、転居先に年配者を受け入れる受け皿の用意もポイントです。
年配者本人の適応力の低下とは言い切れないはずです。
そのために大切なことは、次の2点になると思われます。
- 一緒に過ごす時間を長くする
- 家庭内での役割を与える
コミュニケーションと生き甲斐に関する事柄です。
また、転居後に余裕ができたら、本人の希望を聞きながら地域のコミュニティーやサークルを探すのも良い方法だと思われます。
参加は本人の自由なので、選択肢を探してあげるだけでも役に立ちます。
情報は、居住地域にある掲示板や役所が発行する地域情報誌にあります。
なお、折り込みチラシがある全国紙の新聞購読が一番手っ取り早い方法だと思われます。
シニア向け引越しパック
年配者のみの引越しの場合、シニア向け引越しパックもあります。
シニア世代の場合、思い出の品や生活用品が多くなるのも当然で、片付けだけでも大変です。
更に引越しとなれば、慣れない部分も多くなります。
そんな時に役立つのが、シニア向けの引越しパックです。
シニア向けだと、細かい作業や細やかな心配りが必要なので、対応業者に限りがありますが、以下のような引越業者が対応可能です。
- アーク引越センター(シニアプラン)
- アート引越センター(シニアパック)
- ハート引越センター(安心フルサポートプラン)
- ハトのマークの引越センター(楽々シニアプラン)
上記4社を探すのに一括見積りサイトを利用すると便利です。
転居先を決めてから引越終了まで、順序よくスムーズに終わらせる計画的行動のコツ 引越は大きなイベントです。 そう頻繁に引っ越さないので、なおさらですね。 普段考えることもない手続は細かいので、件数が多くなり、しかもやる順番が決まっているものが[…]